ピル処方【レディースクリニック和(なごみ)】和歌山県岩出市の婦人科・産婦人科|アフターピル処方も

ピル処方

ピルについて

経口避妊薬(ピル)は、1960年代にアメリカ合衆国で開発されて以降、世界中に広く普及しています。主目的は避妊ですが、その他にも月経痛や月経前のイライラ感のなど軽減などの効果も期待できます。
避妊目的では使用できませんが、子宮内膜症や月経困難症に対する保険診療に用いる低容量ピルもあります。
当院では、経口避妊薬・低用量ピルを始めとして、幾つかのタイプの薬剤を処方しております。ご希望の方はお気軽にご受診ください。

ピルの主な種類

低用量ピル アフターピル 月経移動のピル などがあります。

低用量ピル(経口避妊薬)

女性ホルモンの含まれている低用量ピルを毎日一回、服用することにより、コンドームよりも高い避妊効果が得られます。
避妊以外にも月経困難症、過多月経、子宮内膜症などにも効果が期待できます。将来の妊娠に悪影響を及ぼすこともないと言われています。

副作用に関しては、血栓症のリスク、頭痛、吐き気、むくみなどが指摘されていますので、当院では慎重に見極めたうえで処方しております。

アフターピル(緊急避妊薬)

妊娠を希望しないのに、避妊しないでセックスをしたとき。コンドームが破けるなど避妊に失敗したとき。そのような場合は、アフターピルの使用によって妊娠を防止する方法があります。
黄体ホルモン(レボノルゲストレル)の含まれている薬剤を服用します。
72時間以内の出来るだけ早い時点で服用することが大切です。
アフターピルには妊娠の防止効果が認められますが、必ず防止できるという訳ではありません。正しく服用した場合でも、約2%は受精卵が着床してしまうと言われています。

月経移動のピル

特別な予定によって月経の時期を移動させたいときは、ピルを服用し月経を遅らせる方法があります。旅行やスポーツ大会、結婚式などの催事が月経の時期にあたり、変更を希望される方は、当院にて月経移動のピルを処方いたします。

月経の時期を遅らせる場合は、月経予定日のおおむね5日前からピルを飲み始め、月経を避けたい日まで1日1錠服用することが原則です。ピルを止めると、それから2~3日後に月経が再び始まります。
なお、ピルによって月経時期を遅らせることが出来るのは概ね7日、長くても10日程度です。詳しくは当院までご相談ください。